【復刻版 さきたま新聞ブログ】節分を前に

2011年1月30日
一月も終わります。早かったなあ。
 一月はいろんなところへ出かけました。あちこちでたくさんの人に新年のご挨拶。「今年もよろしくお願いします」と言い合いました。それぞれの方と共に過ごした昨年の思い出が蘇り、気持ちが引き締まりました。今年は何ができるだろうか。どんなことが待っているだろうか。
 一月の街はきらきらしていました。寒気の中で「光りの春」。見慣れている街の中、桜土手も冴え渡っていました。毎日毎日たくさんのことがありますが、空の青に心が洗われます。
 中旬を過ぎ、木蓮の花芽がぐんぐんふくらんでいました。どんどん姿を変えていく界隈ですが、このお家のあたりは20年以上前と同じで、お庭の木も昔のまま。線路脇の大好きな路地です。
 そして、箱田の七曲がり、知人のお宅には見事なロウバイが咲き誇っていました。熊谷椿も蕾も大きいなあ。
 籠原には新しいお家がどんどん建っていきます。昔のままの古い家並みのところと両極端。駅北口のビルも随分できあがってきました。散歩の時に住宅街のお庭に色々な花が咲いているのに気がつきました。色とりどりの鉢が並びます。心豊かな方が暮らしているのでしょう。
 節分が旧暦では「年越し」と知ったのは、こちらへ暮らすようになってから。改まった気分になりますが、豆まきは楽しい行事でした。幼子と鬼のお面を作って、畑でとれた豆をストーブで炒って一合枡にいれます。「鬼は外~福は内」のかけ声があちこちから響きました。今はあまり聞こえないなあ。うちでは鬼さんがかわいそうなので、「鬼も内」と言っていました。考えてみたら鬼は自分の心の中にいるのですもの。鬼の伝説、民話、たくさんありますよね。興味深いことです。
 さて、ニャオざねのキャラクターでおなじみ、イラストレーター・ことなさんの鬼キャラをアクリルたわしにしたかわいいグッズが「まちの駅くまがや」で販売中です。
 いろんな色のかわいいたわし。もったいなくて使えませんが、節分の時期のちょっとしたプレゼントにも最適です。
 久しぶりに中に入った 「まちの駅くまがや」ですが、いろんな方のボックスがあって、かわいい手作り小物やグリーンも並んでいました。ことなさんのボックスにはメモ帳等があり、左側の店舗の方には、連絡帳やニャオざねストラップなども並んでいました。情報発信と出会いの場として、あったかなスポットです。
 節分が過ぎたら、そうです。みなさんおまちかねのバレンタインデー。ニシダ飴に買い物に行ったら、こんな感じの店内でした。うーん。今年はどうしようかな。私はずっとここのチョコなのです・・・ 冬季限定の飴や生チョコなど、この時期のニシダ飴はとても忙しそうですが、ふっくらとしたねこちゃんがお昼寝中。ゆきちゃんは一歳ですって。みているわたしもポカポカしました。
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鼻水を拭う指先節分会 杏子

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平成23年2月9日雪の朝